相談者:女性(20代)/無職
傷病名:全身性エリテマトーデス
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級(20歳前障害)
支給月から更新月までの総支給額:1,560,000円
相談時の相談者様の状況
中学生の頃、いきなり異様な発熱と頭痛に苦しめられ、全身が真っ赤になった。1ヶ月に1回、定期的に症状が現れては悪化する一方だったので、慌てて通院を開始。入院やステロイド治療を繰り返すも改善の兆しは見えてこず、病気に対する絶望感と将来への不安に苦しめられる10代を過ごしていた。20代になっても入退院生活を繰り返しており、仕事して自立が出来る状態では無かった。一生付き合わなければならない病気ということで、今後の医療費の足しになればという思いから、当センターに相談がありました。
相談から請求までのサポート
日光に当たってはいけないという特殊な病気であった為、こちらから入院先の病院まで出張して面談を行いました。まだ若い女の子ということもあり、辛い闘病生活の内容を聞き取るのは非常に酷ではございましたが、懸命に励ましながら書類を作成して参りました。病院をいくつか転々とされていらっしゃったので、通院歴の確認が大変だった事例でもあります。
結果
障害基礎年金2級(20歳前障害)が決定し、年間で約78万円の年金を受け取ることになりました。まだ年金制度に加入していない10代の頃に発症した病気でも、年金がもらえる場合があるのかと大変驚かれていました。このように、年金制度の仕組みが分からずに、もらえるはずの年金を請求しておられない方が大勢おられます。
色々勉強になっただけでなく、人生の励みになりましたと、大変感激しておられました。