相談者:男性(30代)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約3,800,000円
相談時の相談者様の状況
会計事務の仕事をしていたが、出産し育児休職した。子供の預け先が決まり復職、元の職場に戻るはずがまったく別業種に異動となった。慣れない仕事で1日中立ちっぱなし、腰痛が悪化した。産後すぐに無理をしたのがきっかけとなり、痛み止めを飲んでも効かなかった。上司に以前の仕事に戻してもらえないかと掛け合うも女性差別の理不尽な言葉を言われかなりのショックを受けた。翌日からフラフラの状態で仕事に行き希死念慮、食欲不振・不眠・倦怠感・焦燥感がひどくなり、夫が1人にしないよう仕事を休んで見守り、別居していた実母も同居し生活を支えてもらった。夫同伴で精神科クリニック(現在廃院)を受診「うつ病」と診断を受けた。休職を指示され、状態がひどい為、精神科病院への転院を勧められた。精神科病院に夫同伴で受診、「うつ病」と診断を受けた。希死念慮が強い為、入院を勧められたが拒んだ。自宅と職場が近所であった為、外出困難となり再診時に強制入院となった。退院後は実家に帰り実母に支援を受けて通院、自宅に戻っても夫に支援を受けていた。休職期間満了で退職。現在も不安感・焦燥感が強く薬に依存し、情緒不安定な状態でイライラを抑えられず後で後悔し、自身で感情のコントロールができず、ひどく落ち込むような生活を送る中で相談に来られた。
相談から請求までのサポート
障害年金をお知りになり、インターネットで検索するうちに当センターを見つけてくださり電話で問い合わせ、面談させていただきました。相談者様が初診で通院されていた病院はすでに廃院しており、受診状況等証明書を書いていただくことはできませんでした。お持ちだった診察券に初診日が手書きで記入されており、医療領収書も残されていたため、「受診状況等証明書が添付できない申立書」と一緒に上記2点を添付し、初診日証明をより明確にしました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、お子様とご主人の加算を加えて年間約1,750,000円支給されることになりました。
通っていた精神科クリニックが廃院・カルテが残っていないため、どのように申請したらよいかわからなくなってしまった方からのご相談もたくさんございましたが、初診日を証明する方法は受診状況等証明書の提出以外にもあります。相談者様が可能な形で、より有利に受給できるようご提案させていただきます。初回は無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。