相談者:男性（６０代）
傷病名:胸椎黄色靭帯骨化症
決定した年金種類と等級：障害厚生年金３級
支給月から更新月までの総支給額：約２，１００，０００円

相談時の相談者様の状況

突然歩行困難になり、下肢が痺れだした。総合病院の総合内科を受診、整形外科に回された。検査を受け、すぐに「胸椎黄色靭帯骨化症」と診断を受けた。手術を行い、神経を圧迫している骨と骨の間を広げ、圧迫を和らげた。しかし歩行障害が残り、躓きやすくなった。長い距離を歩き続けることが難しく、年に1回定期検査を受けながら生活し、予後不良状態となっていること、再手術の可能性があることを告げられ、将来の不安を感じておられたなかで来所された。

相談から請求までのサポート

以前当センターで申請・受給決定された方が相談者様に当センターを紹介いただいた縁で面談させていただきました。相談者様は当初、障害年金の受給に対して消極的な考えであり、とりあえずお話を聴きにきただけというスタンスでした。障害年金の概要や、相談者様が受給できる可能性、受給できるといくらくらいもらえるか等、具体的なことをお伝えする中で将来についてイメージしていただき、申請されるかご決断いただきました。申請当時はお仕事をされていて困難を抱えながらも生活できていらっしゃいましたが、障害年金の申請であるため、いかに困難があるかということを文面にし、診断書にも反映してもらい申請しました。

結果

障害厚生年金3級が決定し、年間約600,000円支給されることになりました。
受給に消極的だった相談者様が受給決定したことをわざわざ来所して嬉しそうに報告してくださる姿が非常に励みとなりました。
相談者様のように障害年金受給に対して消極的な方も多いことと思います。面談でお話をする中で気持ちに変化があった方、やっぱり申請は保留にしようと考えが固まる方、様々おられます。初回面談は申請を強要するものではなく、ご本人様の選択に役立ててもらえるものであればと考えています。初回面談は無料で行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。