相談者:女性(40代)
傷病名:反射性交感神経性ジストロフィ
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:約1,200,000円
相談時の相談者様の状況
営業業務を行っていた。営業活動の帰り、階段を3~4段踏み外し転倒、しばらく起き上がれずうずくまってしまった。なんとか起き上がり自転車で帰路についたが、くるぶしは大きく腫れあがり紫色に変色していた。同居家族はおらず、近くに住む家族に電話、病院同行を頼んだ。家族同行でA総合病院を受診、検査の結果3カ所の剥離骨折が見つかり、骨粗鬆症のように骨がもろくなっていると告げられた。歩行困難だったため職場に連絡、労災扱いで休職となった。ギブス固定し、通院以外は自宅で安静に過ごした。転倒から3カ月後にギブスが外された。ギブス固定はなくなったものの右下肢装具・松葉杖を使用して生活を送り通院を継続した。ギブスが外されてすぐに段差に躓き転倒、「右母趾基節骨折、右関節捻挫・右捻挫・右打撲」と診断され、再びギブス着用となった。段差転倒から1カ月後にリハビリを開始、家族が付き添い通院を継続したが、末梢神経障害が残り、横になっても激しい痛みがビリビリと続いた。階段踏み外しから1年半後に症状固定で労災打ち切り(障害補償一時金9級支給)、アフターケア制度を申し込み、月数回までの通院代等は支払われることとなった。階段の踏み外しから2年半経っても痛みは強く、痛み止めの注射や薬しか打つ手がない状態で途方に暮れた。籍だけ残っていた職場も退職となり、日常生活に支障をきたしながら生活する中で当センターに連絡した。
相談から請求までのサポート
電話で問い合わせ、相談者様は外出困難な状態が続いておられたため出張面談させていただきました。障害認定日頃は労災打ち切り、アフターケア制度を申し込んでいる最中で通院されておらず、認定日請求は断念し現症日請求のみ行いました。労災認定された症状と同症状で障害年金の申請をする場合は労災での書類も提出する必要があり、一緒に提出致しました。審査中に医師照会がかかり、病院と弊所で直接やりとりを行い、医師照会書類一式を取り寄せ、追加書類として提出致しました。
結果
障害厚生年金3級の受給が決定し、年間約600,000円が支給されることになりました。
労災認定を受けておられても、同障害で障害年金の申請ができる場合がございます。同時受給の場合、労災の障害等級8級~14級に認定され障害一時金を受給された場合は調整もありません。労災障害年金も減額調整は行われますが、労災側が全額支給停止になることはなく、障害年金の等級によって調整率がかわりますが、障害年金満額+労災障害年金×7割以上受給できる可能性がございます。
外出困難な場合、出張面談も行っております。
初回は無料で面談を行っております。お一人で悩まず、ぜひご相談ください。