相談者:男性(60代)/無職
傷病名:ポリオ
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:779,300円
相談時の相談者様の状況
生後9ヶ月の頃、風邪のような症状が出て近医を受診した。風邪の症状ではないかと様子を見るよう言われたが、当時ポリオが流行っていて高熱が続くのはおかしい、ポリオの疑いがあると大学病院を紹介された。ポリオと診断され治療を受けることとなった。発熱、嘔吐あり、身体の成長にも影響が出た。左足の成長より右足の成長の方が早かった。歩行にも不具合が出始めた。6歳になり、骨が固まって成長するようになったため、10年間で6回手術をした(1回目:左足のアキレス腱を手術した。2回目:両脚の手術、3回目:右足の手術、4回目~6回目:右足の手術) ポストポリオ症候群(1964年にポリオ生ワクチンが集団投与(予防接種)されるまで、毎年多数のポリオ患者(ほとんどが幼小児)が発生していた。この時期に全国各地でポリオにかかり、ポリオ後遺症をもった人たちが、50~60歳前後に達したころに手足の筋力低下、しびれ、痛みなどの症状が発現して、日常生活ができなくなった症状をポストポリオ症候群と呼ばれている)として申請しようとしたが、ポストポリオを理解して診断書を作成してもらえる医師が見つからなかった。そこで、全国ポストポリオの会で大阪の専門医を探した。その医師に面談を申し込み、相談者と同行した。これまで60年分の病歴、経緯を話した結果、医師から理解を得られ、診断書の作成に至った。 障害厚生年金2級が決定し、年間で80万円を受け取ることになった。 専門医を探して、診断書作成に辿りつけるのは専門家ならではのサポートであり、相談者の立場になり諦めないことが当社の強みである。
手術後は足を引きずりながらも車椅子生活でなくなり、松葉杖になったがよく転倒した。相談から請求までのサポート
結果
相談者はこの先、老後の保障が出来て安心したと喜んでいらっしゃった。