相談者:男性(50代)/無職
傷病名:脳内出血、高次脳機能障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:3.000,000円
相談時の相談者様の状況
外出時、視野が狭くなり突然目が見えなくなった。帰宅してすぐ近医を受診した。脳出血が1ヶ所見つかり、救急車で転医した。転医先で脳内出血が認められ、投薬治療となった。投薬治療後、視野に障害が出たので、血の塊を除去する手術を受けた。術後、視野は回復したがてんかんの症状が出た。神経内科を受診すると「脳出血による後遺症」と診断を受け、てんかんの症状と高次脳機能障害の治療を受けた。言語コミュニケーションの障害があり、考えていることが書けない、反対の言葉を発してしまう、計算ができなく、数字が書けない、味覚障害もあり食欲不振も続いている。就労困難となり、休職期間を終えると退職となる予定である。日常生活の殆どを自宅で過ごし引きこもりの状態であり、妻の援助なしでは生活できない状態である。
相談から請求までのサポート
言語不自由、記憶障害、仕事遂行能力障害等から、「脳内出血」の証明書と同時に「高次脳機能障害」の診断書をとって、障害の状態を表す必要があった。
田原本のリハビリセンターに同行し、知能テストを受け「高次脳機能障害」の診断を受けた。
結果
障害厚生年金2級が決定し、配偶者加算を入れて年間で300万円を受け取ることになった。
相談者は大手新聞社で勤務されていたため、年収が高くしかも長年の勤務年数であることから、
今後も年間300万円の障害年金を受給できる。