相談者:女性(30代)
傷病名:高次脳機能障害・てんかん
決定した年金種類と等級:障害基礎年金3級
相談時の相談者様の状況
事故で高所から転落し、「頭部外傷、硬膜下血腫、くも膜下出血」と診断され緊急手術を受けた。
記憶・運動機能障害が出たために退職を余儀なくされ、以後リハビリを続けた。不安定ながら歩行、発語、会話が可能となってきたが、記憶・注意・遂行機能障害は残ったままとなり、日常生活では家族の見守りのもと暮らしていたところ、将来を不安に思った家族が障害年金のことを知り弊所に連絡することとなった。
相談から請求までのサポート
事故により障害が残ることがありますが、症状は様々です。また、今回のケースでは遡って調べていくと、若い頃にてんかんの発生があったことが判明しました。障害年金の申請では、既往症との因果関係も重要な要素です。何年も前の資料を当時の主治医先生から取り寄せたり、証明書を発行してもらうなどの手続きが必要となったため、ご相談者様・ご家族からの聞き取りも慎重に行ないました。
結果
障害厚基礎年金3級の受給が決定しました。
「高次脳機能障害」とは、脳が損傷されて起こる、学習能力・注意力・判断力・記憶力・言語・感情抑制等の障害です。様々な原因で発症しますが、多くは日常生活の妨げとなりまた長期に亘る障害となることが多いものです。障害年金受給によりご相談者様・ご家族に少しでも余裕が生まれることを願います。
初回は無料で面談を行なっております。お一人で悩まず、ぜひご相談ください。