相談者:男性(50代)
傷病名:レビー小体型認知症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約3,600,000円
相談時の相談者様の状況
仕事中に激しい立ちくらみ・回転性のめまいがして倒れ救急車で病院へ搬送されCT検査の結果、脳に異常はなく「前庭神経炎の疑い」と診断され耳鼻咽喉科のある総合病院に再搬送された。そこで「良性発作性頭囲めまい症の疑い。しっかりとした病名は不明」と診断され一晩入院し、点滴を受け翌朝、体調が回復し退院となった。退院した翌々日の朝、仕事へ行く準備中に激しいめまいがして歩く事もできず、再び総合病院を受診し「前庭神経炎」と診断され2週間入院する事になった。退院後は、2週間に1回通院したが、吐き気・不安・不眠・ふらつきは治らず、仕事中にガードレールにぶつかる事故を起こしてしまった。会社も休職となり、療養生活を送る事になったが、症状は改善せず、医師から心療内科受診を勧められ、精神科クリニックを受診、「パニック障害・神経症」と診断され、1カ月弱に1回、通院し薬物療法・カウンセリングを受けた。依然として症状が治まらず仕事は復職の目途もたたないので休職のまま退職となった。障害認定日頃は、足の関節に痒みがあり、じんましんが出て不眠が更にひどくなり幻視・錯視が現われ、症状も回復せず、更にひどくなった。ドクターが「レビー小体型認知症」を疑うようになった。
睡眠薬を飲んでも眠れない日が多く、またふらつきがあるので、よく転ぶようになり、歩く時も小股でしか歩けず、正座もできない状態で、ふさぎこむ事も多く、とても働ける状態ではなく、日常生活の多くを妻に支援援助を受けながら、日常生活を送っている状態で相談に来られた。
相談から請求までのサポート
インターネットで検索され電話で問い合わせをいただき面談させていただきました。めまいの症状が出現してから年月が流れていたため、現症日請求を行うと同時に認定日からの年金を遡求して行うことができました。しかし、障害認定日当時に受診していた精神科のドクターに診断書を依頼すると当時のご相談者様は「レビー小体型認知症」ではないという見解であったため、診断書の作成を拒否されてしまいました。以前そのドクターからいただいた書類に小さく「レビー小体型認知症」の疑いありと記入されていたのでそれを根拠に診断書のご記入をお願いしました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、奥様とお子様の加算も含め年間約1,800,000円もの年金が支給されることになりました。また遡求分として1年弱分の障害年金(約1,800,000円)を一時金として受給することができました。ドクターが非協力的でも、ご相談させていただきながら解決策を見つけてまいります。初回は無料でご相談させていただいておりますのでお一人で悩まずお気軽にご相談ください。