相談者:女性(50代)
傷病名:非代償性肝硬変
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約3,200,000円
相談時の相談者様の状況
顔面発赤、腫脹が出現したが、病院受診するほどのものではないと思っていた。排尿時にも違和感を覚え、家族同伴でA内科医院を受診、血液検査・尿検査を実施。結果、ChEが低くCRPが高値、ウロビリノーゲン・尿潜血・ビリルビンともに異常値、褐色尿であり肝機能障害であると診断され、精密検査を受けるよう指示された。B総合病院を受診、「非代償性肝硬変」と診断された。肝機能が半分に低下、腹水も溜まっており、今病院に来ていなかったら死んでいたと告げられる状態だった。薬物療法を行いながら経過観察を続けていたが、初診から半年程で救急搬送を繰り返すようになった。20メートル歩くだけで息切れをおこし、むくみのため足が上がらず些細な段差でつまづく可能性が高く、車椅子での移動を余儀なくされた状態であった。初診から1年半のタイミングで家族とともに来所された。
相談から請求までのサポート
電話で問い合わせいただき、面談させていただきました。契約前に検査データを持参いただき、障害年金の受給可能性が高いと認識いただいた上で契約を行いました。A内科医院で受診状況等証明書を作成いただき、B総合病院にて診断書を作成いただきました。
結果
障害基礎年金2級が決定し、年間約800,000円が支給されることになりました。
内部疾患の場合、診断書に記載されている血液検査の数値や臨床所見の異常項目が審査基準に大きく影響を及ぼします。肝疾患の場合、脳症が出現していなくても異常所見が一定数出現していれば障害年金を受給することは可能ですが、医療関係者の方々がその基準を詳しく把握されていることは少なく、主治医先生が非協力的なことも多いです。相談者様からより詳しくお話を聴かせていただき、必要に応じて医療関係者や主治医先生と交渉させていただきます。
肝疾患をはじめ多くの疾患は高額な医療費が必要となりますので、障害年金は医療費の補填の役割も果たします。
初回は無料で面談を行っていますので、ぜひご相談ください。