相談者:男性(60代)
傷病名:胃癌
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約4,000,000円
相談時の相談者様の状況
10年近く前に腎臓癌(Aクリニック初診)、8年前に胃癌(Bクリニック初診)で治療を受け、定期的に検査を行っていた。7年前に背中に痛みが出現、湿布で様子を見ていたが日に日に痛みは激しくなり、C総合総合病院を受診、検査の結果、胃癌の再発で肋骨・脊髄に転移していることが判明。休職となり、抗がん剤治療を開始、しかし途中腸閉塞も患い、ストマー設置、脱水予防のため近医であるDクリニックで点滴治療を受けながら、C総合病院での抗がん剤を継続しており、緩和ケアも視野に入れるよう告げられる中で、妻が来所した。
相談から請求までのサポート
奥様から問い合わせいただき、面談させていただきました。相談者様は長期間癌を患っておられましたが、8年前の胃癌が現在の症状に繋がっているとの主治医先生の見立てがあったため、Bクリニックにて初診証明を、抗がん剤治療で通院しているC総合病院で現症日の診断書を御記載いただき、8年前からの症状を病歴・就労状況等申立書に反映いたしました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、年間約1,000,000円が支給されることになりました。
多くの重症患者様を診ておられるドクターががん患者様の診断書を作成されると実際よりも軽く記載される傾向があります。主治医先生の見立て通りであればよいのですが、診断書と実際の症状に大きな解離がある場合、本来の症状や障害年金受給基準を主治医先生にお伝えすることにより、ご理解いただき、申請できるようお手伝いさせていただいております。障害年金の支給要件は癌自体の症状だけでなく治療の効果として起こる全身衰弱や機能障害も加味されますので、そのことも主治医先生にはご理解いただく必要がございます。実際相談者様も抗がん剤治療の副作用で食欲不振、脱水、易感染、腸閉塞等様々な症状が出現していました。上記症状等を記載いただき、より上位等級が受給できるよう、そして相談者様にいち早く受給決定のお知らせができるようを可能な限り短時間で申請をさせていただきました。
初回は無料で行っていますので、ぜひご相談ください。