相談者:男性40代
傷病名:双極性感情障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約300万円(年額120万円/内加算額22万円)
相談時の相談者様の状況
2人のお子様を抱えかつ障害児育児の大変さにより体調を崩され、産後うつの状態となられました。その後も躁鬱状態が継続し、状態が悪化した際には自殺未遂などもあり入退院を繰り返すこととなりました。不安・不眠状態が継続し、育児や家事もご家族に頼っておられる状態が続いていました。
相談から請求までのサポート
初診が10年ほど前であり、多数病院を変えられていたため、障害認定日時点の診断書を取得することが困難と思われましたが、当時の病院に相談したところ、再度面談を経て無事に診断書を書いていただくことができました。お子様の障害認定日時点の生計維持要件を確認するための書類や、障害状態のお子様がおられるため20歳までの加算が得られるようお子様の障害状態を確認する書類など、多数の書類を取寄せる必要がありました。
双極性障害、特に2型は症状が軽く見られがちでありますが、しっかりと病歴就労状況申立書の作成が大切です。
結果
障害厚生年金2級と認定され、約300万円の受給が決定しました。
障害認定日までかなり遡った請求になる場合は、当時の生計維持状態を確認するために、多数の書類が必要となります。障害を持ったご本人で揃えられるにはかなりの負担が生じますので、必要書類の確認と取得に関するサポートが重要だと感じました。