相談者:女性(50代)
傷病名:頸椎脊柱狭窄症・頸椎後弯症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約1,600,000円
相談時の相談者様の状況
両手のこわばり、右手の第二関節の痛みがひどく左手のこぶしが腫れ、全身の関節痛を自覚するようになった。症状が改善しない為Aクリニックを受診し「関節リウマチ」と診断され消炎鎮痛剤を処方されるも症状が改善されることはなかった。B総合病院循環器内科で治療を続けるも年々肝臓の数値が悪くなり、長期入院治療の末退院、退院後はB総合病院の複数科を受診し、治療・経過観察を送る生活となった。ふらつきがひどく歩行障害があり杖を使用するように。入退院を繰り返していく中で、杖の使用もできなくなり、車いすでの移動を余儀なくされた。腹痛や関節痛が常時ある為、外出時は車椅子を使用し通院も必ず家族の付き添いを要し家族から多くの支援・援助が必要な状態が続いた。「悪性関節リウマチ」が発症から徐々に悪化、視力低下・消化菅潰瘍・ステロイド誘発性糖尿病・脊椎圧迫骨折・高血圧の合併症が確認されステージⅢ(免疫抑制療法を必要とし、しばしば入院を必要とする・日常生活に支障のある患者)を告げられた。上記の症状から約15年後に頚部痛がひどくなり、B総合病院でレントゲン検査・CT検査を行ったところ「頸椎脊柱管狭窄症・頸椎後弯症」と診断された。頸椎固定カラーを装着し薬物療法とトリガーポイント注射を毎月行うようになった。入退院・緊急受診を繰り返し、ときには圧迫骨折をしていることが判明し、つらい闘病生活を送る中で夫が来所された。
相談から請求までのサポート
相談者様のご主人様から相談のお電話をいただき、面談させていただきました。診断名や症状が多く、どの病名がどのような症状を引き起こしているのか特定が困難な状態となっていました。歩行困難な状態であり、その原因が「頸椎脊柱管狭窄症・頸椎後弯症」と特定できたため、左記病名がついたB総合病院の受診日を初診日として遡及請求を行いました。
結果
障害基礎年金2級が決まり、年間約800,000円の受給が決定いたしました。また障害認定日から申請日までの約1年半の遡及請求が認められ、約1,200,000円が一時金として支給されました。
たくさんの病名や症状が出現し、どの病名で障害年金を申請したらよいか悩ましい状態である場合も、ご本人様やご家族様、主治医先生のお考えを参考に、相談者様にとってより有利な形で障害年金を申請できるよう努めております。初回は無料で面談を行っております。お気軽にお問合せください。