相談者:女性(30代)
傷病名:多系統萎縮症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
相談時の相談者様の状況
ある日から少しずつ手や足が動かしづらいという自覚があり、他人からも呂律が回っていないと指摘されるようになった。パーキンソン病を疑い、総合病院にてMRIなど様々な検査を受けたところ脳幹の萎縮がみられ「多系統萎縮症」と診断された。治療法が確立されておらず、大学病院に転医して治療を続けたが、転倒や体の振るえ、嚥下機能障害などの症状が出た。構音障害(うまく話せない状態)が著しくなり、医師や家族とも意思疎通が難しくなった。
就労は出来ず、身の回りのことも少しずつ出来なくなってきたことから途方に暮れていたところ、障害年金の存在を知った。
相談から請求までのサポート
相談者様は一般企業で就労されていましたが、少しずつ症状が悪化したために周囲への影響を考え、自らご退職されました。ご相談の際は、ご家族に支えられ杖歩行でお越しになり、将来への不安が大きくなんとかしたいという強い思いをお持ちでした。
筆談での対応となりましたが理路整然とお伝えくださり、問題なく障害年金請求書の作成に取り掛かることができました。しかし、構音障害(うまく話せない状態)があるため、主治医先生には本来の状態がうまく伝わっておらず、診断書の内容が真実を反映できておりませんでした。そのため、弊所より主治医先生にご連絡してお時間を頂き、正確な病状をお伝えいたしました。
結果
障害厚生年金2級の受給が決定しました。杖歩行の方や、筆談、ご家族同行などもご対応可能です。
あまり聞きなれない病名でも障害年金受給の対象となることが多くあります。初回は無料で面談を行なっておりますので、お一人で悩まず、ぜひご相談ください。