相談者:男性(60代)
傷病名:脳梗塞
決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
支給月から更新月までの総支給額:約7,200,000円
相談時の相談者様の状況
お風呂上りにめまいが起き、ベッドで休もうとしても何度も嘔吐、横になっても天井が回るような強いめまいが続いた。這うのが精一杯で動けず、翌日に救急搬送、A総合病院で検査を受け「脳梗塞」と診断、即日入院となり点滴治療を行った。座位から立位をとるリハビリを開始するも、激しいめまいと嘔吐に襲われ、リハビリ以外は寝たきり状態であった。B総合病院に転院し、投薬治療とリハビリを受けるも激しいめまいと嘔吐に襲われ、リハビリは中断せざるを得なかった。介護保険から「要介護1」の保険証を交付され、退院。当時の状態では自宅療養は不可能とドクターが判断し、医師の勧めで介護老人保健施設に入所、介護サービスを利用し短期集中リハビリを行うも改善はなく医師の判断でリハビリ中断となり老健を退所となった。発症前に住んでいたマンションでは生活できないと判断し、別マンションに移り住んだ。訪問介護・訪問看護を利用し、入浴介助や生活援助を受けている。移動にも制限がある中、電話で問い合わせがあった。
相談から請求までのサポート
相談者様は完全車イスで生活しており、後遺症のため少しの移動でもめまいのため吐気を催してしまう状態であり、ご自宅まで出張面談を行いました。発症後6ヶ月で面談させていただきましたが、リハビリを医師判断で中断されており、症状固定が認められると判断しました。相談者様の通院時に社労士が同行し主治医先生とお話できる機会を設けていただき、障害年金上の症状固定の概念をお伝えし相談者様の医学的所見を照らし合わせ、症状固定で発症後8ヶ月目の状態を記載いただき申請致しました。
結果
障害厚生年金1級の受給が決定し、年間約2,400,000円が支給されることになりました。
障害年金は原則初診日から1年半後を障害認定日として申請します。しかし相談者様のように症状固定とみなされる場合には症状固定の日が障害認定日となります。より早い日を障害認定日として申請することにより受給期間が長くなりそれだけ受給額が増えます。
必要に応じて主治医先生との面談も行っております。
初回は無料で面談を行っております。お一人で悩まず、ぜひご相談ください。