相談者:男性40代
傷病名:急性骨髄性白血病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約318万円(年額180万円/内加算額44万円)
相談時の相談者様の状況
ちょうど1年ほど前に人間ドックにて血液の異常が見つかり、白血病の診断を受けました。「急性骨髄性白血病」と判明し、即入院して抗がん剤治療・骨髄移植を行いました。勤続10年となっており休職して傷病手当も受給している状況でのご相談でした。
相談から請求までのサポート
2ケ月程で受診状況等証明書・診断書・添付書類は一通り揃えることができました。会社の方は休職が続いており、会社からは「障害年金が受給できない場合は傷病手当が延長できますがどうされますか。」(組合健保)との連絡があり、一旦申請を行わないこととなりました。ところが、半年ほど経過して、組合健保で延長傷病手当金付加金の制度変更があると連絡があり、障害年金の申請を行うこととなりました。認定日から1年を過ぎていないため、そのまま書類を提出することができました。
結果
休職1ヵ月半後に障害厚生年金2級で認定されました。重複期間分については健保組合に返還となりますが、この先も受給できるようになり、一安心できたとご連絡を頂きました。
社労士から一言
傷病手当と障害年金は同一の傷病であれば重複期間について調整が行われます。簡単に言うと両方はもらえないということです。通常は傷病手当を先に受給しているので、重複期間分について年金受給後に返還を求められます。傷病手当の申請書類に「同一傷病で障害年金を申請していますか。」という設問があり、回答するようになっています。