相談者:男性(20代後半)
傷病名:非定型の精神疾患
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約4,000,000円
相談時の相談者様の状況
就職し実家を離れ一人暮らしをしていました、しかし人事異動で負担の多い職場となったことや、不慣れな職種で長時間労働となり、不眠や意欲の低下、考えが膨らみ物事を正常に判断できなくなりました。会社から実家に何日も出社していない連絡があり両親が駆け付けたところ布団にうづくまっている本人を発見しました。本人を病院に連れて行こうとしても抵抗にあい、何とか説得の上精神科に入院させることになりました。そこから就労どころか入退院を7年以上繰り返すことになってしまわれ、ご両親様から障害年金の相談がありました。
相談から請求までのサポート
ご本人様の記憶があいまいで、初診日が7年以上前であること、最初の入院病院のカルテが保存されていなかったこと、病名がはっきり告げられていないことなど認定日請求に困難を極めましたが、次の病院にてカルテ開示を行い、障碍者手帳の診断書開示など外部からの資料を多く集めました。またお話をお聴きする中で受診、病状などを思い出して頂き、受診歴を整理するお手伝いをいたしました。
結果
障害厚生年金2級遡及請求決定し、年金が支給される事になりました。
本人様が記憶障害も患っておられたので、記憶が曖昧な部分が多く、外部からの情報によって受給歴を整備させていただきました。
本人様も両親様にも手続きの手順や資料集めの時期など細かにお伝えすることにより、信頼していただくことができました。更新の際も当センターを利用したいと言っていただけ、うれしい限りです。